甲子園練習。
大会前に各代表に与えられた、甲子園球場での練習は数十分間。
その短い間に、甲子園球場の特徴を確認しておきたい。
◆投手については、投手と一番関係がある、マウンド。
傾斜は、独自のなめらかさがある。
この傾斜を味方につけたい。
プレートを、自分の足にあったように、ならしながら、瞬時で自分に馴染ませたい。
※尚バント処理の際、土がザクザク&サラサラ柔らかいので、下半身をうまくつかって踏ん張って捕球後送球する。
◆ 捕手については、ベンチ(監督まで)の距離感が、予選球場とは違う。
ベンチまで距離があるので、声の指示は聞き取りずらいので、ジェスチャーとコミュニケーションのサインが必要。
◆ 内野手については、グランドは、ザクザク&サラサラとしていて柔らかい土質。
予選の決勝と準決勝は、人工芝だが、この環境とは違うのは、もちろんだが、他球場や、母校のグランドよりも、ザクザク&サラサラしている。
2試合目以降は、イレギュラーバウンドを防ぐため、自らの守備範囲をスパイクでならす必要もある。
フライ対策としては、内野と外野の芝生の継ぎ目に注意。
ひっかかって転ばぬようにしたい。
◆ 外野手については、フェンスのクッションボールに、甲子園独自のクセがあるので、確認したい。
浜風による、風は、数分単位で風向きが変わるときがあるので要注意。
絶えず、野手もベンチも確認し、声を掛け合いたい。
さらに、甲子園球場は、一投一打に大きな歓声があがる。
その声にあおられ、打球の威力を勘違いしないこと。
(歓声が大きく、おおきなあたりかと思えば、外野前進の打球もあり)
ベンチからの、声は、球場が大きいのと、歓声が大きいので、伝わりずらいので、ベンチは大きなジェスチャーが必要。
◆ 三塁・一塁コーチャーも、声だけでなく、大きくはっきりとしたジェスチャーで、ランナーに指示をすることが大切。
そして、 甲子園はファウルグランドが広い。
まして、フェンス際に、ラバーや人工のようなものが敷いてあり、つなぎ目に足をとられ、ファールフライを落球しないように気をつけたい。
明年にかけ、甲子園球場の改装にともない、あらたな注意する点も出てくるかと思う。
いずれにしても、甲子園球場の特質を皆で学習してから、本試合に挑みたい。
大まかですが以上の点を、甲子園練習が与えられた短時間の間に確認しておくと
試合の際 あわてないですむかと思う。
【野球に学んだ大切なこと】
「己を知り、敵を知らば百戦危うべからず」(孫子)
甲子園勝利のための決意と準備をひとつづつ
~準備は、どうですか~
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