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21世紀甲子園

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今日、選手より一足はやく、『21世紀甲子園』に来ています。

昨年から、球場の整備が始り、この夏ほぼ完了したようです。

球場の変化を、体感したく『21世紀甲子園』に足を運びました。

まず、球場に入り、感じたことは

浜風は相変わらず強い(ライトからレフト)

内外野手は、フライの捕球の際、浜風に注意。ランナーも、コーチャーも風を計算に入れて、走塁する。

・外野の芝は短く、球足が速い

・ファールグランドは通常の広さ

・外野のフェンスを見て、クッションボールは、処理がしやすいのでは・・

・内野の土は、母校野球部に近いのでは。

練習の際に、再度確認が必要。

・ファールグランドは、土の部分がすくなく芝で囲まれている。

・観客席・スタンドは、すべてグリーンで統一

・今はまだ、球場壁面のツタが伸びていません。

『21世紀甲子園』の内外装のリニューアルがほぼ

出来上がったようです。

とても、試合がしやすい感じを受けました。

『21世紀甲子園』が、母校野球部の後輩たちに、語りかける声が聞こえてくるようだ。

「お帰りなさい・・・」 と。

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http://www.hanshin.co.jp/koshien/renewal/index.html

コーチャーの心得

「コーチャーは、監督の分身なんだ」

 高校時代、助監督が、3塁コーチャーボックスのところまで来て、教えてくださった。

「監督は、ベンチから離れることは出来ない。

ベンチからでは、指示ができないんだ」と諭すように、話してくれた。

 当時は、神奈川の桐蔭学園戦では、スタメンに起用してくださったり、その上で、いろいろ教えてくださった助監督の言葉がいまでも耳朶からはなれない。

 今思うには、野球のレギュラーは11人。

3塁コーチャーも、一塁コーチャーも、レギュラーなんだ。

 過去に、西東京の決勝は、日大三高との対戦。

前半で、2対0の僅差だった母校野球部がリード。

ただ、2アウト満塁から、母校の野球部の3番バッターの打球はライトへの大飛球。

 満塁ホームランの打球が、大風で、戻され得点されなかった。

 ゲームの流れとしては、ワンサイドゲームになる流れだった。

反撃に転じる、日大三高の攻撃で、大きく流れを止めるプレーがあった。

ランナー 2塁・1塁の攻撃で、1塁ランナーが、けん制で、全く動けずアウトになった場面。

 本来なら、あの場面は、三高の一塁コチャーが、1塁ランナーに、「けん制に気をつけろ、ライナーバック」と指示を、繰り返し出していれば、防げたプレーだった。

 コーチャーの、ひとつの指示が、大事な試合ほど、明暗を分けることがある。

さらに、3塁コーチャーと、1塁コーチャーは、お互いに、コーチャーボックスから、連携をとらなくてはいけない。

 3塁コーチャーから、一塁コーチャーへ。

1塁コーチャーから、3塁コーチャーへ、声とジェスチャーで、お互いに、確認とフォローしあうことも必要だ。

 コーチャーボックスに立ったら、「監督の分身であり、チームを攻撃力を把握する人」

でありたい。

甲子園戦法<其の五>

 「甲子園での抱負は?」

「マスコミの取材」で必ず、聞かれる質問だ。

地区大会を優勝し、甲子園に向かうころから、マスコミの取材を受ける機会が多くなる。

インタビュアーを受けたり、写真の撮影や、テレビカメラが選手を追いかけ始める。

 この点は、あまり舞い上がりすぎず、さわやかに対応すればいいと思う。

優勝の二文字から、女子学生の応援も(他校の学生を含め)多くなる。

 この点は、ある面冷めた視点で 対応していったらいい。

 今まで、経験したことの無いような、マスコミの取材や、応援が多くなる。

自分たちの野球を見失うことなく、甲子園で活躍してもらいたい。

さあ、甲子園での戦いはもうすぐだ。

 【野球に学んだ大切なこと】

周囲の状況の変化を、悠々乗り越え、

 さあ、甲子園への戦いへ

~いつも どうりの 自分ですか~

甲子園戦法<其の四>

 「抽選会と試合日程」

夏の甲子園は、全国49代表が2週間の日程で熱戦が繰広げられる。

 その際、抽選会の結果、いちばん心得なければいけないのは、どんな相手校でも

◆ 名前負けしない

◆ 油断しない

ということだ。

予選でも、本戦(甲子園)でも、抽選結果で、一喜一憂しないこと。

予選(地区大会)でも、本戦(甲子園)でも、共通だが、相手がたとえどの高校だろうが自分たちのやってきたことを信じ、自分たちのリズムとテンポで戦うしかない。

どんな超高校級の選手でも、必ず穴(弱点)がある。

たとえ、怪物とよばれる投手が相手でも、戦い方はある。

バントや走塁で揺さぶりをかけたり、神経的に消耗させていくなどたくさん打つ手はある。

 また、超高校級のバッターでも、緩急つけたピッチングをバッテリーで組み立てれば、打ち取ることができる。

 たとえ誰であれ、同じ高校生だ。

 どんな強豪高校でも、付け入る隙は必ずあるものだ。

逆に、相手が甲子園初出場の学校であったり、優勝経験のない県の代表であっても

試合巧者のチームがたくさんある。

油断したり、侮ってはいけない。

大事なことは、予選でも、本戦(甲子園)でも、抽選結果で、一喜一憂しないことだ。

決して強豪高に臆することなく、初出場高に侮る油断をしないことだ。

 試合日程で言えば、開会式直後の試合から、大会3日目くらいは、地区予選の延長で戦える。

予選決勝から、甲子園の第一試合までの間に、肉体的・精神的・生理的なケアをしながら戦いに挑む。

 大会4日目以降や、2回戦からの試合をする場合は、相手校の1回戦データーが、ビデオでみながら分析、イメージできる。

 予選からの戦いも、データーとしてまとめ、本番までに全選手イメージしたい。

ただ、4日目以降は、精神的に緊張感がなくなるケースがある。 

練習の合間に、どこかチームででかけるなど、気分転換もはかりたい。

初戦までの間に、試合・実践のカンが鈍ってくる場合がある。

試合形式の練習や、シート打撃などで、攻守走の実践のカンを維持したい。

いよいよ、甲子園での初戦。

 甲子園に出るために、戻ってきたのではない。

甲子園に勝つための野球を、思う存分発揮してみせる。

これまで、甲子園にこれなかった先輩たちの分まで、戦い抜いてみせる。

 

  【野球に学んだ大切なこと】

強豪高校に、名前負けせず、

 無名高校を侮らず戦う

一戦必勝の心構えを

~自分たちのリズムとテンポ で、戦えますか~

甲子園戦法<其の三>

 甲子園練習。

大会前に各代表に与えられた、甲子園球場での練習は数十分間。

その短い間に、甲子園球場の特徴を確認しておきたい。

◆投手については、投手と一番関係がある、マウンド。

傾斜は、独自のなめらかさがある。

この傾斜を味方につけたい。

プレートを、自分の足にあったように、ならしながら、瞬時で自分に馴染ませたい。

 ※尚バント処理の際、土がザクザク&サラサラ柔らかいので、下半身をうまくつかって踏ん張って捕球後送球する。

 ◆ 捕手については、ベンチ(監督まで)の距離感が、予選球場とは違う。

ベンチまで距離があるので、声の指示は聞き取りずらいので、ジェスチャーとコミュニケーションのサインが必要。

 ◆ 内野手については、グランドは、ザクザク&サラサラとしていて柔らかい土質。

予選の決勝と準決勝は、人工芝だが、この環境とは違うのは、もちろんだが、他球場や、母校のグランドよりも、ザクザク&サラサラしている。

 2試合目以降は、イレギュラーバウンドを防ぐため、自らの守備範囲をスパイクでならす必要もある。

フライ対策としては、内野と外野の芝生の継ぎ目に注意。

ひっかかって転ばぬようにしたい。

◆ 外野手については、フェンスのクッションボールに、甲子園独自のクセがあるので、確認したい。

 浜風による、風は、数分単位で風向きが変わるときがあるので要注意。

絶えず、野手もベンチも確認し、声を掛け合いたい。

さらに、甲子園球場は、一投一打に大きな歓声があがる。

その声にあおられ、打球の威力を勘違いしないこと。

 (歓声が大きく、おおきなあたりかと思えば、外野前進の打球もあり)

ベンチからの、声は、球場が大きいのと、歓声が大きいので、伝わりずらいので、ベンチは大きなジェスチャーが必要。

◆ 三塁・一塁コーチャーも、声だけでなく、大きくはっきりとしたジェスチャーで、ランナーに指示をすることが大切。

そして、 甲子園はファウルグランドが広い。

まして、フェンス際に、ラバーや人工のようなものが敷いてあり、つなぎ目に足をとられ、ファールフライを落球しないように気をつけたい。

明年にかけ、甲子園球場の改装にともない、あらたな注意する点も出てくるかと思う。

いずれにしても、甲子園球場の特質を皆で学習してから、本試合に挑みたい。

大まかですが以上の点を、甲子園練習が与えられた短時間の間に確認しておくと

試合の際 あわてないですむかと思う。

【野球に学んだ大切なこと】

「己を知り、敵を知らば百戦危うべからず」(孫子)

 甲子園勝利のための決意と準備をひとつづつ

~準備は、どうですか~

甲子園戦法<其の二>

 甲子園大会に出場したチームは、球場近くの旅館やホテルなどに滞在する。

その際、自分のチームだけが旅館などに滞在する場合と、複数のチームが滞在するケースがある。

 後者の複数のチームが滞在する場合、例えば、宮城代表と埼玉代表 、○○代表などのがひとつ宿舎に滞在する。

 複数の場合は、メリットとしては、大会の情報交換などが、できたりする。

他県代表校と、選手同士の交流ができる。

最大のデメリットは、宿舎内同士の学校が対戦してしまうことだ。

試合日程が決まると、いままであった選手の交流ムードから、一転して、対戦モードに変わる。

 宿舎に単独で入る場合は、やはり自分たちのリズムでできるメリットがおおきい。

また宿舎のお世話になる方々の、思い入れ(応援力)も、ひとつに集中し、強いように感じる。

 毎日の練習の、ユニフォームや試合着の洗濯などは、サポートに回る選手の段取り上手も大切だ。

とくに雨の中の試合後は、宿舎に帰って、すぐに 明日の試合ユニフォームの準備、洗濯も

大事な戦いだ。

 甲子園球場の中の戦いと、球場外で戦う無名の球児に活躍があって、上位に勝ち進んでいくことができる。

【野球に学んだ大切なこと】

 戦いは、表舞台の選手だけではない。

  勝利は、表と裏が一体になったとき実現する

 ~相手の立場に立っていますか~

甲子園戦法<其の一>

 「夏の甲子園は熱く、暑い」

関東の感覚とは、気温と湿度が違う。

気温が高く、蒸し暑い。

また、温暖化もあり、甲子園は想像以上に暑い所だと覚悟を決めよう。

 地区大会を優勝し、甲子園に乗り込む際には、

まず「これから気温の暑い場所にいくぞ」と

自分に言い聞かせることが大事だ。

これだけで、ずいぶん違う。

大阪~兵庫に着いたとき

「暑いな」と思うか

「暑さはそうでもないな」と思うかで、勝利の一歩が違ってくる。

また、甲子園大会期間は思ったほどというより、グランドでの練習時間はほとんどとれない。

 よって、宿舎にいる時間も長くなる。

部屋の温度などを、こまめにチェックする係りも大切なことだと思う。

 暑さから、冷房の効き過ぎで、体調を崩しては、なんのために今まで努力してきたかわからなくなる。

 とともに、水分補給には、兵庫や大阪では、原則的には、生水を飲まないことだ。

海外旅行と同じ間隔で、「ミネラルウォター」と「スポーツ飲料」「沸かした麦茶」などを用意したい。

 体調管理には、十分注意して、甲子園で思う存分戦いたい。

甲子園には、勝つために戻って来たのだから。

 【野球に学んだ大切なこと】

 勝負は、天の時、地の利 人の和 

     すべてを 味方に戦うのだ

~ 準備は、万全ですか~